回外筋は橈骨を尺骨の周りを回転させるように前腕の回外をします。
起始
上腕骨外側上顆、尺骨
停止
橈骨近位外側面
支配神経
橈骨神経深枝(C6)
作用
前腕の回外
回外筋は外側上顆炎の原因となる筋です。
俗にこれをテニスのバックハンドの際に痛めやすいことでテニス肘といったりもします。
ストレッチ、リリース、骨間膜のリリースなどが手段としてある。
根本的な原因としては、胸椎の可動性、骨盤の可動性の制限などが上げられる。
正しいフォームの修正が必要となることもある。
回外筋の中に橈骨神経が走行しており、回外筋の拘縮により、圧迫され、指関節の伸展の制限が起こる特徴がある。痛み、手先の痺れなどが起こることもある。
これを回外筋症候群と呼ぶ。